イノチ
もうあと少しで年明けだ
とても寒くて
手足がなかなか暖まらない
ふと思い出してしまった
初めてペットを買った日のこと
小学生の頃だった。初めて飼ったペット、ハムスターだった
欲しくて欲しくてお父さんにお願いした。
テストも頑張って飼うことになった。
ジャンガリアンハムスターの女の子、小さくて円らな瞳が可愛かった
私は怖がりでうまくコミュニケーションが取れなかったかもしれない、でも大好きだった。
行動の全てが愛らしくて愛おしかった。
寿命が短いのは、知っていた。
唐突に訪れた死。
いや、前兆はあった、だんだん老いていっていた。
死ぬ日の前日、私は異変に気付いていた。
下痢をしていたようだった。
きっと寒かったから
正月過ぎだったから帰省していたからその日はおばあちゃんちにいた。
もっと暖かくしてあげたらよかった
もっと何かできた。
もっと、もっと。
後悔と悲しみが私の中でいっぱいになった
そのは初めて死んでしまったイノチを触った。
つめたくて、かたくて、丸くなって寝ているようだった。
おばあちゃんの家で予定通りまで過ごして家に帰った。
帰ってる間もそのイノチを見つめていた。
もう一度あの小さくて温かくて愛らしいあのイノチに会いたい
結局は
結局はさ
生きるためには何かに縛られなきゃ生きていけないんだよ
誰かに頼り続けるなんてことできないんだ
一人で生きていかなきゃ、人は孤独だ、
何かしたいことがあったとしても生きていくためには拘束されるしかないんだ
単純な事で
自分には自信がないから
誰かに認めてもらうってことはそれだけで計り知れないとてもとても膨大な価値があるものなのであって
たった一言でもそれは同じ価値があるし
その時だけは私がやってきた事、行った事は無意味では無かったのだと自信を持てる瞬間でもある。
きっとそれが継続すれば自信が持てるのだろうな。
まぁそのせいで褒められると感極まって涙が出てしまうんだろう
もはや改善の余地はない
いっぱいいっぱいで
だけどお腹は空く
暇
忙しいからこそ暇が嬉しくて
でもその忙しいことを一生懸命やっていればこそその暇を充実させることができるのであるから
わたしはまだまだ頑張れていないのだ
と思う
暇になっても
心のどこかで常に焦燥感に駆られて、特に落ち着けるわけもなく
そのまま1日が終わり
あぁ、無駄に過ごしてしまったと
心が痛いくらいに感じる
1日がもっと長ければいいのに
そうして一日にもてる自分の時間が増えればいい
焦れば焦るほど選択を間違え後悔をする
その結果が今である
焦る必要も急ぐ必要もなかったのだ
何をするにも自分のペースでよかったはずなのだ
そうすればきっと
後悔することはなかっただろうと思う
小さな事かもしれないけど
私にとっては非常に思考を邪魔する大きな問題である。
もしまだ時間があるなら
今度こそ自分の思うようにできたらいいと
そう思う。
__FiN__
ぶちまけたい
昨日は食べ放題に行った
とにかくたくさん食べた1日
今日は朝から胃もたれ
このモヤモヤ感とともに全てをぶちまけられたら
一体どれだけ楽になれるのだろうか
…FiN…
拭えない不安
周りの目が気になってしまうのはそういう年頃だからとも思う。
大人になれば周りが気にならなくなるしどうでもよくなるという話を耳にしたことがある。
そうだといいのだが…
しかし人間そう簡単に変わることも変えることもとても難しい。
未だにお化け屋敷や幽霊など、非科学的なものまでも信じ、怖がっている私は本当に人間が変わることは難しいと実感しているから。
なんでも信じてしまうのは悪い癖だとも思う。
朝の占いも、生年月日占いも、心理学テストも、幽霊も、運命も、奇跡も…
だけど人の悪い噂をそのまま信じることはないんですよ。そこはなんだか安心した。
しかし考えてみるとそれほど興味のない人間や自分以外の他人のことならばそりゃ当たり前に信じることもないというのもまた事実。
友人関係も新しく築こうと努力は特にしていない
できる限り自分に有益になる人物といたい
そんなことを言える立場でもなければそんな人間でもない
とにかく自分に自信が持てない
たまに湧いてくる変な自信があるけど
あくまで一時的なものであり、その時の状況が私に勇気をくれる。
つまり何もなければ何もしない人間なのです。
何かしなくてはならない時は動けるのに。
いつか、どんな時にも自分に自信を持てるようになりたい。
…FiN…